
任天堂は、Nintendo Switch 2のローンチタイトルである『マリオカートワールド』に、同社で長年愛され続けている定番の隠し要素の一つを密かに組み込んでいた。熱心なファンによって、「戸高さんの歌」- 数十の任天堂ゲームにサプライズ登場してきた秘密のメロディー - が発見されたのである。
蘇る隠されたメロディー
この音楽的なイースターエッグは、『マリオカートワールド』のキャラクター選択画面でさりげなく明らかになる。ヨッシーを選択してしばらく放置すると、やがてこの緑の恐竜が任天堂ファンおなじみの謎の旋律を口ずさみ始める。
「キャラクターを選んでいるとき、マリオがぼんやり鼻歌を歌っているのを耳にしたんだ」と、Redditユーザーのcharizardtelephoneは共有した。「それで思いついたんだ - ヨッシーも何かするんじゃないかって? 試してみたら、やっぱりあったんだ - 間違いなく戸高さんの歌だった!」
この19音のメロディーは、伝説的作曲家の戸高和巳氏に由来する。彼は、自身が関わった数多くの任天堂タイトル(彼がヨッシーの声も担当しているゲームも含む)に、このメロディーのバリエーションをこっそりと仕掛けてきた。この曲は、『どうぶつの森』から『ピクミン』、『Wii Sports』に至るまで、あらゆる作品で姿を現している。
「『マリオカート8』と全く同じように再生されるんだ - 放置するとヨッシーがこの歌をハミングする」と、charizardtelephoneは自身の発見について説明した。「多くの人が見逃してしまうかもしれない、すごく粋な仕掛けだよ!」
成功への疾走
『マリオカートワールド』は現在、日本における初代Switch発売時の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のパッケージ販売数を上回るペースで売り上げを伸ばしている。Switch 2同梱版もあるこのレースゲームは、任天堂の新ハードにとって初の大ヒット作となった。次は『ドンキーコング バナンザ』が控えており、詳細は今週のNintendo Directで発表される予定だ。
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